総会・大会(2018年)

2018年5月19日/平成30年度日本市民安全学会総会および学会創立15周年記念講演会/日本大学法学部三崎町キャンパス

□総会
  元横須賀消防局の小沢氏を議長に総会が行われました。平成29年度の事業報告に続き、収支決算報告と会計監査報告がありました。また、平成30年度の事業計画および収支予算について審議され、いずれも全会一致で可決されました。また、2年に一度の役員改選に伴い、候補者が提示され、併せて承認されました。
  平成30年度の活動方針としては、「AI時代における市民安全:その光と影」をテーマに、特別勉強会を開催し、京都神戸での西日本大会などを通じて、市民安全について考えていくことが確認されました。

 
□学会創立15周年記念行事
第一部:
  日本市民安全学会の“15年の軌跡とこれから”をまとめた記念映画の上映がありました。制作は、法人会員でもある映学社さまによるもので、タイトルは「大変革時代への挑戦 市民主役の安全・安心まちづくり」です。
  また、併せて配布された会員各位からのお祝いメッセージを集めた記念小冊子の紹介がありました。

第二部:記念講演
講師 元豊島区立朋友小学校校長・前行仰小学校校長 田淵貢造氏
「2つのISS(国際安全学校)の認証に携わって」

  当初、校長の独断で始めたなどと揶揄されたそうですが、子どもが主役の安全・安心の学校づくりは、少しずつ保護者や地域に浸透し、朋友小学校を日本で3番目のISS認証校に育ててきたとのことです。続く、行仰小学校では校庭が狭いこともあり、子ども同士の衝突によるケガが多いものでした。しかし、ISS認証の後は、保健室に行く子どもは半減したとのことです。また、子どもたち一人一人が“セーフマン”となり自主的な安全・安心への取り組みが広まり、避難訓練などは子どもたちが中心となって実施しているとのことでした。さらに、子どもたちが書く“ISSノート”を教師や保護者が読み、子どもたちの安全・安心に対する自主性が育っていることを感じとり、それによって大人の意識も変わっていったとのことでした。

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  総会に先立って、東洋大学の井上円了記念博物館の視察も行われました。のちに東洋大学となる哲学館を創立し、「諸学の基礎は哲学にあり」という教育理念のもと後進の育成を進めてきたとのことです。妖怪研究の第一人者でもあったとのことでした。また、学食ランキングで一位となった、同大学6号館の学食にてランチもいただきました。