主 催】 日本市民安全学会・警察政策学会・(第3回、横浜市と共催)
【後 援】 日本セーフティプロモーション学会・社会安全研究財団・河中自治振興財団

【内 容】 日本市民安全学会では、横浜市、警察政策学会とともに第6回大会を開催する予定ですが、これに先立ち,新しい切り口の「セーフコミュニティ」研修会を開催し、「安全・安心未来都市」の在り方について皆様と議論を深めてみたいと思います。
詳細は、こちらからちらしをダウンロードしてください。

【開 催 日】
■第1回 6月21日(日)
■第2回 7月12日(日)
■第3回 11月1日(日)

実践的市民安全学オープンカレッジ:「セーフコミュニティ入門」第2回/2009年7月12日
7月12日(日)、実践的市民安全学オープンカレッジの第2回目が横浜健康福祉センターで開催されました。
 この日は5名の講師の方々からお話を伺いました。
 前京都府亀岡市企画課長の山内勇さん、日本セーフコミュニティ公認コーディネーターの白石陽子さんからは、亀岡市においてセーフコミュニティの取り組みを始めたきっかけ、活動の経緯、活動で得られた成果などの実践例をお話いただきました。
 神奈川県厚木市旭町5丁目自治会防犯副部長澤田稔二さんからは、マンションでの空き巣被害をきっかけに、住民同士の結束を高め、防犯意識を向上させるために行ったコミュニティづくりとその効果についてお話いただきました。
 神奈川県警備業協会専務理事の早川正行さんからは、生活道路を人々のふれあいの場・コミュニティの場として再生し、犯罪の減少へ繋がっている横浜市泉区の好事例についてお話いただきました。
 そして最後に厚木市協働安全部セーフコミュニティ担当次長の倉持隆雄さんより現在認証取得を目指して厚木市で取り組んでいるセーフコミュニティの活動についてお話いただきました。

実践的市民安全学オープンカレッジ:「セーフコミュニティ入門」第1回/2009年6月12日この日は日本セーフティプロモーション学会理事や厚木市セーフコミュニティ専門委員も務める本学会石附会長より本オープンカレッジの主旨とセーフコミュニティの概念説明を含め、3名の講師の方からお話を伺いました。
 横浜市青葉区よもぎ地区まちづくり準備会理事の川村泰久さんからは、生活道路における危険な通り抜け交通対策として行った車両速度測定や住民の意見を数値化するなどの一連の科学的調査がまちの結束力を強め、副次的効果として防犯にも役立っている実践例をお話いただきました。

 初黄・日ノ出町環境浄化推進協議会まちづくり推進部会部会長の竹内一夫さんからは、「麻薬と売春の街」と揶揄されるほどであった横浜市日ノ出町地区の環境浄化対策についてお話いただきました。防犯パトロールや看板の撤去などをはじめ、地元大学生との連携による芸術・文化的側面からのアプローチを含めた多角的なまちづくり施策についてお話をいただきました。

 横浜市栄区の稲坂恵さんからは、転倒・転落、溺れ、窒息など高齢者の住宅内における事故と安全対策について伺いました。高齢者の事故は年代や環境によって異なるため、単純な対策だけではなく、きめ細かい分析がとても重要になってくるというお話をいただきました。

第1回の参考資料は、 こちら からダウンロードできます。