• 日本市民安全学会一口メモ

    セーフコミュニティ

    界にひろがるるセーフコミュニティ

     WHO協働センターの提唱するセーフコミュニティは、世界で既に230余の認証都市が誕生し、700以上の都市が認証を目指しています。

    日本におけるセーフコミュニティの発展史

    1989年認証制度が誕生、その後、セーフコミュニティ概念の導入普及啓発時代を経て、2008年の亀岡市の認証を起点に、自治体におけるセーフコミュニティ≪実務実践≫の時代に突入しました。≪認証順≫亀岡市2008年3月認証・日本初(世界NO.132)、十和田市2009年8月認証・日本2番(世界NO.159)、厚木市 2010年11月認証・日本3番(世界NO.223)で、同月、厚木市立清水小学校は、国際セーフスクール(ISS)の認証を受けました(市立では日本初:国立池田小日本初)。なお、長野県箕輪町2009年12月、東京都豊島区2010年2月、長野県小諸市2010年3月、横浜市栄区2010年4月が、それぞれ認証取得の取組宣言を行い、積極的な取組みを開始しています。

    セーフコミュニティの魅力

    世界基準の安全安心なまちづくりセーフコミュニティには、認証制度など多くの特長があります。特に、①「予防安全」という人類の「夢と夢」を繋ぐ国内外とのネットワーク、②コミュニティベースで「人と人」を繋ぐ市民協働の具体的なプログラム、などは、時代の国境を越えたニーズに合致するものと思われます。

    日本政府の関連動向

     なお、日本政府においても、交通安全白書(2008年度版)「トピック」表題「セーフティプロモーション&セーフコミュニティ」、犯罪対策閣僚会議(2008年12月)「犯罪に強い市民社会づくり2008行動計画」防犯分野でSC用語、自殺対策白書(2009年度版)、第3章自殺対策の実施状況 P170 十和田市の取組、厚生労働白書(2010年度版)「コラム」P327セーフコミュニティに向けたとりくみの政策動向など、セーフコミュニティの紹介記事が多数みられるようになりました。

  • 防犯公論:市民生活の「安全・安心」漂流時代

     石附弘会長の「防犯公論:市民生活の「安全・安心」漂流時代」が「ぼうはん日本」のホームページに掲載されています。

    【掲 載 日】 平成21年12月2日