2009年11月1日
午前の部では、開会の後、今年開催されたオープンカレッジ「セーフコミュニティ入門」のシリーズ3回目である記念討論会「夢と夢・人と人とを繋ぐ『セーフコミュニティ』の魅力』が行われました。
◇なぜ、交通安全白書で「セーフコミュニティ」をとりあげたのか?
前内閣府政策統括官付き参事官(交通安全対策・自殺対策担当) 高橋広幸氏
◇「セーフコミュニティ」の目指す「市民協働」とは
亀岡市セーフコミュニティ推進協議会 山内勇氏
◇海外の「セーフコミュニティ」に学ぶ安全なまちづくり
日本セーフコミュニティコーディネーター 白石陽子氏
◇新しい発想で新しい安全安心まちづくりが始まった
厚木市協働安全部セーフコミュニティ担当次長 倉持隆雄氏
◇予知安全(疫学的手法:過去のデータを読み解き未来都市を救う)
長崎大学熱帯医学研究所 後藤健介氏
◇ 「セーフコミュニティ栄区」への取組み準備報告
横浜市栄区 稲坂恵氏
コーディネーター:日本市民安全学会会長 石附弘氏
討論者:横浜市危機管理監 上原光都男氏
午後の部では「地域の安全」「子どもの安全」「社会の安全」の3つの分科会に分かれ、学会委員の発表や地元横浜市18区で活動している防犯ボランティアの発表が行われました。
その後のシンポジウムと合わせて、ベストプラクティスや防犯ボランティアが現在抱えている課題などが活発に議論されました。横浜市で防犯ボランティア活動をされている皆さんは熱い情熱をお持ちの方ばかりで、学会の発表と合わせてお互いの活動が融合した非常に有意義な内容の大会であったといえるでしょう。