2024年1月13日
[主催]日本市民安全学会

「ハッカーから『脳とこころ』を守り抜く」~事例研究と予防安全のヒント(go back アプローチ)と題し、昨今の「騙し」の実態を正しく知り、「市民の安全と安心」について議論が行われました。

冒頭に、3名の方から事例研究報告をしていただきました。

1 廣末登氏(ノンフィクション作家、龍谷大学犯罪学研究センター研究員)から「若者対象の闇バイト・闇サイトについて」と題し、反社会的集団の現状や、そこに加入する若者の傾向などについてご講演いただきました。

2 堀内裕子氏(シニアライフデザイン代表)から「正常老化と振り込め詐欺」と題して、 高齢者社会と特殊詐欺の現状についてご講演いただき、騙されないための予防策などについて解説していただきました。

3 齋藤雅弘氏(弁護士)から「ネット社会の消費者問題と市民安全」と題し、ネット社会における消費者トラブルの現状、取引への誘引方法などをご講演いただき、それらに対する法的規制についてと、ネット社会での問題点などについて解説していただきました。

ハッカーから『脳とこころ』を守り抜く

その後、少人数のグループに分かれて、闇サイト・高齢者の特殊詐欺・消費者問題等ついての討論が行われました。

最後に、加藤弘次氏(私の履歴書研究会)から、日本経済新聞「私の履歴書」の登場人物の生き様の中に、「『脳とこころ』の健康を守り抜くヒントがあると指摘されました。

終了後に、講師の皆様と参加者交えて。新年賀詞交歓会が行われ、騙されないための知見が共有されました。