2013年9月8日

[主 催] 日本市民安全学会
[後 援] 豊島区役所
[会 場] 豊島区勤労福祉会館

[内 容]
1「発見をまちづくりにデザインするコツ」  
  ㈱D&D STUDIO社長 櫻田秀美氏
国道と環状線との交差点付近で、住宅地への通過交通が非常に多く通学路の交通安全上の問題があった世田谷区 瀬田地区にて、小・中学生と大学生、地元住民の協力で「通学路に名前」を付け【 動物道しるべ 】創りをした、「せた文教サミット」の取組みを紹介していただきました。

2 「新しい発想の安全安心なまちづくり」  (独)建築研究所 樋野公宏氏
 地域で活動している防犯ボランティアも、メンバーの拡大、高齢化といった問題を抱えており、持続性が非常に難しいという課題もあることから、日常の活動・まちづくりにうまく防犯をプラスしていくことで、持続性を持たせる工夫について、事例とともに紹介していただきました。

一口に防犯の活動といっても、それに特化した活動の場合、治安が好転すると活動目的が曖昧になったり士気が低下するなど新たな課題が出てきます。地域の安全安心には、持続的取り組みが重要ですが、そのためにも日々の地域の活動を楽しみながら無理なく取組める工夫や、まちづくりの手法の導入等を通じ、やり甲斐と成果がわかるように進めていくことが大切ではないでしょうか。