メールマガジン「大地と光」Visionary(2022年2月5日)
学会会員の木村嘉子さん(東京都消費生活センター)が、共著で書籍を上梓されました。
木村さんから学会会員向けに特別に紹介文をご寄稿いただきましたので、目次とあわせて御覧ください。
ネット・SNS の危険から子どもを守れ!
編著:原早苗、坂本かよみ
著:日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 ICT 委員会
ISBN : 978-4324110096
木村さんからの紹介文:
今、子供たちにとってスマホは必需品になっています。大人は子供に社会のルールを教えることができますがスマホを含めたネットの使い方については適切なアドバイスが十分できているとは言えません。いじめや誹謗中傷、ショッピングやゲームなどネットのトラブルも色々起きています。これらの状況を事前に防ぐきっかけになってほしいと思い、私が所属している消費者団体 NACS(ナックス=[公社]日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会)ICT委員会で、本を書きました。本の執筆にあたり、日本市民安全学会の吉岡良平様にアドバイスをいただきました。教師や保護者や子供と関わる多くの方々に手に取っていただきたいと思います。また、この本の執筆をきっかけに、出版社から小学校低学年向けの副教材を作ってほしいと依頼があり、A4 の小冊子を作りました。小学校教師にこの言い回しは古くないか、ルビがあれば内容は理解できるか等を聞きながら修正を重ねました。自治体によっては市内全小学校で使用するとの注文が入っているようです。消費者相談の現場ではコロナ禍以降、オンラインゲームの高額課金の相談が増えています。相談より、まず啓発が大切なので、啓発のお役に立てるといいなと思っています。
《小冊子》 ネット・SNS を毎日見ているあなたへ
監修:日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 ICT 委員会