2014年6月15日

[主 催] 警視庁巣鴨少年センター、警察政策学会市安研部会、日本市民安全学会
[会 場] 警視庁巣鴨少年センター会議室

[内 容]
今回は、「JKお散歩」を知らずして、子どもの安全を語るなかれ!というテーマで、少年問題の最前線でご活躍の専門家にお話をしていただきました。

・少年問題の変遷と現状について
           巣鴨少年センター所長 内田孝正氏
・最近の少年相談の傾向と特徴について
       巣鴨少年センター心理技術専門官 原俊明氏
・サイバー空間を浮遊する少年たち
       市川警察署上席少年補導専門員 上條理恵氏
・中学生の自立と課題
          横浜市立南高等学校校長 鈴木英夫氏

 内田氏からは、少年センターの仕事・役割などの総括的なお話とともに、JKお散歩やJKリフレといった新しい問題への対応などについてご説明していただきました。続いて、原氏からは、少年センターでの相談の実際について、心理学の専門家の立場からご講演していただきました。

 休憩をはさみ、上條氏からは、スマホを介したつながりに偏り過ぎた子どもたちの現状と、それに起因するトラブル事例などについてお話しいただきました。鈴木氏からは、教育現場からのご報告をいただき、子どもたちの社会的自立のために大人と接する機会をつくる取組みなどについてお話しいただきました。

会場となった、巣鴨少年センターの会議室があふれるくらい、たくさんの方にご参加いただき、少年問題に対する関心の高さが感じられた研修会でした。