ーー英語表示だけではなく、安心・安全な 高速道路にーー

寄稿No.7: 2015年2月

学会理事   櫻田 秀美
D&D STUDIO Inc.

 アメリカで勉強していた時、初めてドライブした所も、とても走り易かった。何故かなと思い出しながら東京の高速道路を考えてみました。
 カーナビを使っても初めて訪れる日本の道は不安ばかり。もっと親切な誘導表記が必要です。海外の旅人も、レンタカーで日本を親しんで欲しい。そこで、不安に感じる課題ごとに「道のおもてなしデザイン」を考えました。

1 自分がどの道にいるか分かりにくい

 環状線なら右回り?左回り?が確認しにくいことです。そこで、環状路線と放射路線について考えました。
 例えば東京なら、環状路線は皇居を中心に光輪の様に暖色系で表記しつつ、色弱者の為に、「C2サークル矢印」も、外回りダブル線、内回りシングル線、それに東西南北を配置する。
 また放射路線には、皇居から離れて行く場合は緑系、都心へ向かう場合は青系とかにして、そこに 東西南北【NWES】 が付くと、どちらへ向かっているか分かりやすくなります。形体も、皇居や各都市に向かう場合、菊、梅、桜などの花紋を上部(行先側)に組み。郊外へ向かう場合は鳥、樹木、山、川、海などの景色紋を上部(行先側)に組むとか。

2 出口誘導が不明瞭

 高速道路で一番不安なのが、出口誘導の不明瞭です。右か左か出口側も直前まで不明です。
 出口の名称が、3つ先まで確認できると安心します。また、出口の名前ですが、東京や、日本橋は無く「江戸橋」になっているなど、土地名と出口名が違う事もあるのです。やはり根本的な分かり易さを真剣に考える必要ありと思っています。
 3段階に【次の出口名】【2つ先の出口名】【3つ先の出口名】が順序良く分かると安心です。分かれ道の先も。そして【有名な地名表記】もあると慌てずに、近づく準備もできます。

3 進入合流

 進入合流の為の長さは、加速の為にも少なくとも400m は必要だと思います。
 渋滞のせいか余裕の無いドライバーが多く、譲り合うマナーを日常から作らないと、海外からのお客様に怖い思いをさせてしまう・・・これが一番悲しい「おもてなし」です!
 日本の道、譲り合いマナーを早急に普及させましょう!

4 地域の特色を絵文字で表記

 道路標識の他に、英語だけでなく地域らしい絵文字で「Welcome to Japan」を表すことはできないでしょうか。新幹線でも、京都駅・東京駅も同じに見えます。それでは寂しいです・・・県境・市境などの表示板は安全な範囲で、もっと美しく楽しくPRして欲しいと思います!