2018年10月20日

[主催]日本市民安全学会

[内容]
眠れる獅子、起きる

アルプスシステム インテグレーション(株)菅野泰彦氏

 世界第二位の経済大国となった中国。近年の情勢は目を離せない状況にあります。テレビ・新聞等で報道されない日はない状況ですが、本当の中国はどうなっているのか?
長く中国で駐在し、ビジネスにおいても、普段の生活においても経験豊富な菅野氏にたっぷり語っていただきました。日本は1億総中流といわれていますが、中国は14億人のうち中流以上は2億人強という状況で、我々が日常的に認識している中国人はこの2億人の層の中の極一部という、この多様性こそが中国の上昇エネルギーとなっているとのことです。また、日本に対して友好と反日を繰り返す政策によって、より上昇エネルギーを大きくさせている「政策エンジン」という表現も非常にわかりやすいものでした。市民の不満の矛先を日本にしておくことで、中国国内の安定を行っているという意味もあるそうです。また、人民元の貨幣価値の危うさの一方で、電子マネーの普及の早さはかなりのもので、街なかの屋台の支払いでも、お参りのお賽銭でも、QRコードを使った電子マネー決済が当たり前の世の中になっているとのことでした。日本からはなかなか見えづらい中国のいまがクリアになった勉強会でした。