2016年5月22日

記念講演「その時私は地下鉄サリン事件の現場にいた」

総会

5月22日(日)、豊島区の生活産業プラザ501号室にて、日本市民安全学会総会が行われました。平成27年度の事業報告に続き、収支決算報告と会計監査報告がありました。平成28年度の事業計画および収支予算について審議され、いずれも全会一致で可決されました。
 28年度の活動方針としては、見えざる危機への対応をテーマに「ちよだ塾」を昨年に引き続き開催し、大阪での西日本研修会や、セーフコミュニティ認証事業の支援などを通じて、市民生活の安全について考えていくことが確認されました。

記念講演

講師 元警視庁鑑識課係長  杉山 克之 氏
演題 その時私は、地下鉄サリン事件の現場にいた! 」
 のちに、オウム真理教が日本で引き起こしたテロ事件と判明する「地下鉄サリン事件」。その現場に鑑識官として真っ先に飛び込んだ時の体験をお話していただきました。霞ヶ関駅に止まっていた車両の窓を開け、新聞紙に包まれた物体を覗き込んだ直後に、身体に異変が起きたとのことです。
 その後、車外で倒れ、九死に一生を得たものの、今でも後遺症に悩まされる日々を過ごされているそうです。このサリン事件をはじめ、警視庁在庁中に数々の事件の現場を体験された杉山氏ならではの危機管理について講演していただきました。


いま、世界ではテロが多数起こっていますが、対岸の火事と考えず、万が一の心構えを持ち、その対処方法を理解しておくことが大切であると考えさせられた講演会でした。