2016年10月16日

[主 催]日本市民安全学会
[後 援]警察政策学会 市民生活と地域の安全創造研究部会
[会 場]ちよだプラットフォームスクエア 会議室001

[内 容]
第1講  実践術特講 見えざる「氣」の実践的創造法!
SAFETY DRIVING & 氣ENERGY研究所所長
瀧上勝義 氏

心を落ち着かせ、集中することで、ストレスなく元気で健康に日々を送ることができます。その実践方法についてお話をいただきました。身体が疲れるということは、車でいうところのバッテリー上がりと同じで、全身に「氣」というエネルギーを充電しつづけることで、活力ある生活を取り戻すことができるとのことでした。参加者全員で、「氣」エネルギーを高める方法を体験しました。心を前向きに、姿勢を正しく、呼吸を安定にすることで、身体が正常な状態になりました。

第2講  性犯罪(性暴力)を防止する安全・安心まちづくり
 日本大学法学部助教 西山智之 氏

心のトラウマとなりうる性犯罪について、法学的見地からお話をいただきました。多くの犯罪が減少する中で、性犯罪は減少傾向にはありません。また、犯罪の特性上、他の犯罪に比べて暗数(警察に届けられていない件数)も多くなっているとのことです。法改正によって性犯罪を非親告罪とし、次の被害者を生まないようにする取り組みも動き出しているとのことでした。また、事前予防の施策として、環境犯罪学の応用が重要であること、大学生に対する性犯罪の予防教育が必要であるとのことでした。

特別出演 こころの通った見守り活動
 日本防犯設備協会特別講師 富田俊彦 氏

防犯活動の一環として、毎日続けておられる、通学路の見守りと声掛け活動についてお話をいただきました。横断旗の手元にスーパーマリオの赤色キノコを付け、子どもたちから“キノコおじさん”と慕われているとのことです。地域の中で「ぼくたち、わたしたち」を見守ってくれている地域の大人の存在そのものが、子どもたちの心の安定につながるとのことでした。
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 今回は、「見えざるこころの危機への対応」と題し、心の落ち着かせ方、集中する方法について学びました。これまで、“落ち着く”方法や“集中する”方法について教えていただく機会はなかったような気がします。参加者の「氣」が向上し、パワーあふれる勉強会となりました。また、女性を中心とした性犯罪被害、子どもが被害者となる犯罪なども、こころの安定を乱れさせる要因であると考えさせられた勉強会でした。