2015年3月8日

[主 催]日本市民安全学会
[後 援]警察政策学会 市民生活と地域の安全創造研究部会
[会 場]ちよだプラットフォームスクエア

[内 容]
 高齢者を狙った振り込め詐欺、子どもを狙った連れ去り事件、女性を狙った痴漢など、私たちの身の回りに渦巻いている危険・不安は数多くあります。今年度のオープンカレッジでは、「危険と安全の境界」をテーマに、リスクの実態やその背景を見つめ直していきたいと思います。

1.「市民生活危険学のすすめ」開講にあたり
 日本市民安全学会 会長 石附 弘氏

2.元隊長が語るあさま山荘事件 ~1972 命を賭けて国民を守った警察官~
 元警視庁第二機動隊隊員、日本防犯設備協会特別講師 富田俊彦氏

3.データから読み解く市民安全
 セコム(株)IS研究所リスクマネジメントグループ 濱田宏彰氏

4.不審者から子どもの命をどう守るか?
 厚木市セーフコミュニティ総合指導員 倉持隆雄氏

 当時の写真とともに、危険との境界の最前線で戦った「あさま山荘事件」の真相が語られ、驚きと涙の連続でした。また、犯罪統計データや不審者の行動分析データの持つ意味を見つめなおすことで、危険の実態の一端を垣間見ることができました。一方で、これらのデータに含まれない暗数、いわゆる届け出のない事件の数の多さにも驚きました。