2013年11月10日
[主 催] 日本市民安全学会
[後 援] 豊島区役所
[会 場] 豊島区勤労福祉会館
[内 容]
1「安全な学校・地域づくりあれこれ」
明治大学教授 山本俊哉氏
池田小事件以降の各地域の学校での安全への取り組み事例を中心に、各自治体における先進的な地域の安全・安心への取り組みを紹介していただきました。
2「漂流・暴走時代における命の危機管理」 石附 弘 市民安全学会会長
全5回の総括をしていただき、様々なリスクが身近に混在する、将来的にも不安定な現代社会において、安全安心をどのように創造していくか、を参加者全員で討論しました。
平成25年度のとしま塾も、多くの皆様のご協力の下、全5回の日程を滞りなく終えることができました。石附会長のまとめにもありましたが、「漂流・暴走時代」の名の通り、ついこの間までには我々が想像し得る事のなかった危険・脅威が身を潜める時代となりました。東日本大震災から2年の月日が経ちましたが、首都圏直下型地震が近い将来に起こるという予測もあります。また、今年の夏も「猛暑」でした。それに伴うゲリラ豪雨による被害、台風による被害。災害だけでなく、少子高齢化社会やインターネット社会に潜む問題など、まさに、将来の予測が付かない時代に我々は直面しているといえます。このような時代に備えるには、専門家だけではなく、市民の立場からいろいろと知恵を出し合う事ではないでしょうか。